2015-04-06 こほれるなみだ 古今集 ・・・・・・・ 雪のうちに 春は来にけり 鶯の こほれる涙 今やとくらむ ・・・・・・・ 「鶯の涙が凍る」とは、 ちょっと思いつかない表現だ。 でも、 『涙が凍ってしまっているのではないか?』 と、感じたことはあるような。 凍った涙をとかしたい... そんな心地を、この歌を詠んだ人は抱いていたのだろうか? ふるさとを想う時って、そんな感じじゃないだろうか。